Museum Show Part 2

Background

オープニング: 2011年12月8日

12月9日(金)– 2月5日(日)Arnolfini

16 Narrow Quay, Bristol BS1 4QA

www.arnolfini.org.uk

プレスリリース

「Museum Show: Part 2」

2011年12月9日– 2012年2月5日

 

参加作家:

Palestinian Museum of Natural History and Humankind (Khalil Rabahカリ・ラバ)、Danger Museum (オィヴン・レンバーグ & 清水 美帆)、The Museum of American Art、Museo Salinas (Vicente Razoヴィンセンテ・レッツォ)、Museum of Non-Participation (Karen Mirza & Brad Butlerカレン・ミルザ&ブラッド・バトラー)、Museum of Television Culture (Jaime Davidovichジェイム・ダヴィドヴィッチ)、Victoria and Alferd Museum (Åbäkeアバケ)、Hu Xiangquian’s Museum (Hu Xiangquian フー・コウゼン)、Museum of Forgotten History (マールテン・ファンデン・アインドMaarten Vanden Eynde)、Museum of Incest (Simon Fujiwaraサイモン・フジワラ)

Part 1(9月24日—11月19日)に続いてアルノルフィーニ(Arnolfini)で開催される「Museum Show」第二部は、アーティストによって創造された美術館の数々を歴史的に見直す展覧会です。「Museum Show」–“美術館を集めた美術館”とも言える–は大変風変わりで半ば空想的な美術館を幅広く紹介します。現代美術のこういった傾向を専門に扱う展覧会としては、初めてのものです。

「Museum Show」は、一部と二部を通して世界中の著名な作家から新進気鋭の作家まで、いろいろな経歴を持つおよそ40名のアーティストを紹介します。展覧会は美術館がどういったものになりうるか、ということに対する多様的な解釈に注目し、アーティストがどのような手法を用いて、又、どのような考えで自ら美術館を創造しているのかに目を向けます – それは歴史的に見て美術機関に対する批評から来ているもの、そして広い意味で社会的であり政治的なところでの文化ヘゲモニーに焦点を当てている現代の例があります。

「Museum Show Part 2」は大規模なインスタレーションの数々で構成されています。The Museum of American Artは、アメリカ美術とイデオロギーの、50年代や60年代のヨーロッパにおける支配を紹介し、カリル・ラバのPalestinian Museum of Natural History and Humankindは西洋以外の文化を“民俗誌学的”に捉える美術館の姿勢を再考します。ヴィンセンテによるMuseo Salinasは怪奇で熱狂的なメキシコの土産物をコレクションとして発表します—プラスチックの玩具、ピニャータ、マスク、ステッカー、洋服等 —これらは元メキシコ大統領カルロス・サリナス・デ・ゴルタリ(Carlos Salinas de Gortari)の物議をかもした姿を用い、彼の堕落をあざ笑うものです。

「Museum Show Part 2」はアルノルフィーニ50周年記念プログラム、最後の展覧会でもあります。一年間に渡り開催してきた50周年記念プログラムの一環として、今日のアートシステム事情を反映した研究テーマ“The Apparatus”を掲げていています。

プレス プレビュー – Museum Show Part 212月8日(木)、2pm-4pm

The Unmasking of Art

ヴァルター・ベンヤミン(Walter Benjaminによるレクチャー

著名な思想家が、どのような経緯でモダニズムが誕生したか、美術史のレクチャーを行います。

5-6pm

 

続いてプレビューを行います

6-8pm

「アパラタス」(The Apparatus)は2011年の一年間を通して行われているプロジェクトで、アルノルフィーニ50周年を記念するものです。展覧会とイベントで構成されているこのシリーズは今日の美術界の状況下の、特に美術界の思想や評価、社会の中での役割、そして広義の経済学に着目します。「アパラタス」は、アーティスト、アート作品、美術機関、そして文化の仕組みを“創造する”ことについて考えるものです。

展覧会に関する情報/画像はこちらに御連絡ください:

ロブ・ウェブスター(Rob Webster)、マーケティング マネージャー T: 0117 917 2315 E: rob.webster@arnolfini.org.uk

スザンナ・ゲブ(Suzanne Gaved)、マーケティング コーディネーター T: 0117 917 2316 E: suzanne.gaved@arnolfini.org.uk

Arnolfiniは火曜日– 日曜日、11am – 6pm とバンク ホリデーが開館日です。入場料無料。

16 Narrow Quay, Bristol UK BS1 4QA.

T +44 (0)117 917 2300 / 01

www.arnolfini.org.uk